2013年11月11日

ご近所でいろいろ

本来ならCANTAのライブレポを書く流れなのだがブッた切って。
先週末から今日にかけてのご近所話。

そもそも土曜日は友人と県南に行く約束があってですね。
友人の車に乗せてもらうことになったので、朝9時に安倍館ローソンで待ち合わせしたわけですよ。

そんで9時ちょい前にローソンに向けて歩いていたらば。
私のちょっと前を、おばあちゃんが杖ついて歩いてる。
歩道じゃなく、ギリギリ歩道寄りの車道を。

危ないけども。
足先があまり上がらない様子だから、デコボコの歩道を歩いてる方が転びやすいのかもしれないなあ。
とりあえず今んとこはまっすぐ歩いてるよーだから、様子を見つつ何かあったら補助しよう。

と思ってる間にローソン前着。
おばあちゃんはローソンの駐車場内に着いたところで立ち止まったので、自然と追い抜くかっこうになった。

まあここまで来れば安全だろうし、いっか。
なーんて思ってたらおばあちゃんから声かけられた。

「あの、田沢湖にいく人ですか?」
 「? いえ違いますが・・・」
「そうなの・・・バスがいつもここを9時に出るハズなんだけどねえ・・・」

私に一言お礼を言うと、おばあちゃんは心細げにポストのあたりでうろうろしはじめた。
老人会かなんかのバスに置いてかれたか?

ちょうどいいことに友人もまだ来てなかったので、おばあちゃんに話しかけてみた。

 「町内会か、老人会のバス旅行でもあるんですか?」
「そうなの。田沢湖に行くんだけど、誰もいないの。もしかして家の方に迎えに来てくれてるのかしら」

さっそく父に電話。

 「あのさ、今日、ご町内の老人会かなんかで田沢湖バス旅行ある?」
 「今日11月9日か?うん。寿会(安倍館町内会老人会)のバス旅行だな。俺行かないからプリント捨てちゃったけど」

 「なんかおばあちゃんがバスに乗り遅れたみたいで、ローソン前で立ち往生してるんだよ。ちょっと父さん来てくれないかな?」
 「その人、名前は?」

あ、そーいえば名前聞いてなかったな。
電話はそのままお名前を聞いて父に伝言。

 「わかった。ちょっと待ってて」

一旦電話を切ってから、おばあちゃんに

 「父が町内会の役員なんです。もうすぐ来ますから、待っててくださいね」

そこらへんで友人がローソン駐車場に到着したけども、
「ごめん、ちょっと待っててふらふら
なアイコンタクトを送っておばあちゃんと立ち話しつつ父を待つことしばし。

ちなみに父が町内会役員とゆーのはホント。
町内会役員に熱を入れるあまり老人会まで入ったけど、老人会イベントには参加していないので今回も行かなかったらしい。

そんで町内のトラブル解決などに走り回っているのが現在の生きがいなので、これも町内会役員としてのお仕事に入るだろうと思って呼んだわけです。

なかなか来ない父を待ちつつおばあちゃんと立ち話。
さすがに10分経ったあたりで父に再度電話してみたら、すでに出発した老人会の役員Tさんに連絡がなかなかつかないらしい。

いや、連絡はこっちに来てからでも携帯でできるでしょう。
頼むから早く来てよ〜。
こっちは友達を待たせてるんだよ〜もうやだ〜(悲しい顔)

 「俺、行けばいいのか?」

だから最初っからそう言ってるでしょう。
という内心を押し隠して、ローソンに来てもらうよう再度依頼。

と、そのとき。
ローソンの中から店長さんに手招きされた。
安倍館ローソンコンビニ店長さんは幼馴染のお姉さんでね。
店長さんのお父さんは、元高橋雪文事務所の大家さんで、町内会役員さんでもあってね。
そんなわけでいろいろと顔見知り。

おばあちゃんに
「ちょっと待っててくださいね」
と伝えてから店内に入ったら店長さんから

 「Tさんからお店に電話入ったんだけど、あのおばあちゃんボケてて今年のバス旅行申し込みしてなかったんだって。あのおばあちゃんが来るって知らなかったから、バスもう出ちゃったんだよバス

なんと。
直接話してる限りではあんまりボケてるよーには見えなかったけど、そんなところで大ボケ炸裂してましたか!あせあせ(飛び散る汗)

さすがにおばあちゃんの前で
「おばあちゃんボケててね」
な話はできないので店内から父に電話携帯電話
したら通じない。
ので、同じく自宅の居間にいるだろう母に電話携帯電話

 「かくかくしかじかで、とにかく父さんにはローソンに来るように伝えてください」

よしコレで手配終了。
母に伝えたらさすがに父も連絡中断してこっちに来るだろう。
また店の外にでて友人に
「ごめん!!ふらふら
なアイコンタクトをしつつ、おばあちゃんと会話。
うーん、こうしてるとあんまボケてるよーには感じないんだけどなー。

そうこうしてるうちに父がチャリで颯爽とかけつけたので、そっとバトンタッチをして、おばあちゃんには何も言わずに私はその場からフェイドアウトしましたが。
さすがに気になっていたので帰宅してから父に聞いてみた。

 「寿会のバス旅行、今年は田沢湖じゃなくて県北行きだったんだけどな。
 いつもは9時ローソン前発なんだけど、今年に限って8時半発だったらしいんだ。
 だからあのおばあちゃん乗れなかったんだな」

あらら。
例年通り9時発だったら乗れたのにねえ。

 「連絡した時点でバスはまだ滝沢だったんだよ。
 俺がそこまで車で送るから乗せてもらえないか聞いてみたんだけど、食事とか人数分で頼んでるからムリだって言われて」

あらら。
例年通り9時発だったら予想外のアクシデントになってたのか。
老人会ってこういうトラブル多いんだろーなー。

 「おばあちゃんになんとか説明して、家に送りがてら一ノ倉邸を一周散歩して、家まで届けてきた」

・・・・・・父さん親切だな。
バス旅行の代わりのお散歩までつきあったのか。

 「あのおばあちゃん、まだらボケだから歩きながら
 『親切なお嬢さんがいろいろお話ししてくれて・・・』
 『うちの娘です』
 って会話するんだけど、しばらく歩くとまた忘れて
 『親切なお嬢さんが・・・』
 『いやアレはうちの娘です』
 を延々繰りかえしたよ」

おつかれさまです。
そーか、やっぱボケてたのか。
でもまあ、土曜日はいいお天気だったし、一ノ倉邸もちょうど紅葉の時期だから、おばあちゃんにもいいお散歩になっただろうねー。

なんてその後の顛末を聞いて、我が家的にはすっかり終わっていたのですが。

今日の夕方、いいかげん薄暗くなった頃に、そのおばあちゃんが我が家近くをうろうろしていたらしい。
ボケ話を聞いた後だったので
「まさか徘徊!?がく〜(落胆した顔)どんっ(衝撃)
とか思ってたらそーではなくて。

「お嬢さんに一言お礼を言いたくて・・・」

そのためにこんな初雪雪の寒い日に、しかも日もそこそこ暮れた時間にわざわざ!?
当のお嬢さんは仕事で留守にしてましたごめんなさい。

 「あんなにまだらボケてたのに
 『家は厨川八幡宮の前にあるんです』
 って俺が言ったの覚えてたんだな!
 でもどこだかわかんなくてうろうろしてたから、あの時間にたまたま外にでてよかったよ」

偶然だけどよかったねえ。
こんな寒い日に長時間うろうろしてたら、おばあちゃん肺炎とかになっちゃうよ!

ご近所とはいえ、わざわざお礼を伝えに来てくださったことにも驚いたのですが。
一番感銘を受けたのはココ  だよ。

 「『とても綺麗なお嬢さんですよね』って何回も言ってたぞ」

まだらボケてても、お世話になった人にはお世辞を言うという処世術は生き残ってるんだな!
おばあちゃんすごいよ!
シャンとしてた頃はさぞかし気遣いの人だったんだろーなー。

現在でもそういう処世術には疎くてボケッと生きてる私だったら、将来ボケてもそんな気遣いはできないに違いない。
見習おう。
できるかどうかわからないけど(始める前から弱気たらーっ(汗))。

とまあ、土曜日から今日にかけてご近所でそんなアレコレがありましたよ。
今んトコの危惧としては、私にお礼を伝えてないおばあちゃんに
「お嬢さんに一言お礼を言いたくて・・・」
エンドレススイッチが入らないことを願うばかりですが。

万が一スイッチが入ったときのために
「ちゃんとお礼のお気持ちは受け取りましたよ〜わーい(嬉しい顔)
的な手紙メールでも両親に託しておくかな?
posted by えはら at 23:36| Comment(2) | TrackBack(0) | 江原家のおバカな日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
久しぶりにお邪魔しましたら、なんて温かいお話。外はすっかり寒くなりましたが、心がほっこり暖かくなりました。いい話しをありがとうございます。素敵なご近所ですね!羨ましいです。そしていつか〈優しい美人のお嬢様〉にお会いしてみたいです。
Posted by 白亜娘の母 at 2013年11月16日 18:52
■白亜娘の母さま
いらっしゃいませ〜♪
我が家のあたりはすっかり少子高齢化が進みまくっちゃって
こんな出来事にでくわしました。
いやホント父が町内会役員で、おばあちゃんの家も把握済みで助かりました!

そして娘さんは丸くて小さい元気な物体であることは確かですが
「美人」と称されたことはこれ以外そうそうないので
心の中でハードルをかなり低くしておいてくださいっ(汗)
Posted by えはら at 2013年11月16日 19:56
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック