2014年02月18日

猫耳な私

私は俗に言う「じるみみ」体質だ。
じるみみな人にはすぐわかるだろうが、じるみみでない人にはよくわからないかもしれない「じるみみ」。

えーと、耳垢が、普通ならカサカサしてると思うんですが、じるみみはゲル状なのです。
固さや粘度はだいたいジャムくらいと思っていれば間違いないんじゃないかと。

いつから「じるみみ」という単語を認識したのかはよく覚えてないんだけども、この時点では認識していた、っていうのはハッキリ覚えてる。
7歳の頃、角館に初めて花見に行ってね。
角館の花見は大変混雑するので、そのときもめっちゃ混んでたなーという記憶がうっすらと。
いやもう、なにせ35年も前の記憶なので。

そんで親子で桜並木の河川敷を歩いていたら、迷子に遭遇したのね。
私よりちょっと小さい感じだったから、5歳くらいかなあ。
ともあれ、泣いている迷子の女の子を両親と一緒に案内所まで届けて、しばらく様子を見てたんだよ。

案内所のお兄さんが
「お名前はなんていうのかなー?」
「お父さんとお母さんのこと、なんでもいいから教えてくれる?」
などなど、迷子アナウンスをするための情報を一生懸命聞き出そうとして話しかけたら、その子は泣きながらも必死に考えていろいろお話しをしてて。

「あのねっ(えぐっ)おかあさんはねっ(えぐっ)〜〜でねっ(えぐっ)、おとうさんはねっ(えぐえぐっ)じるみみでねっ(えぐっ)・・・」

他の説明は全部キレイさっぱり忘れたが
「おとうさんはじるみみでねっもうやだ〜(悲しい顔)
だけはハッキリ覚えてる。

たぶん、このときに
「じるみみじゃない人もいるんだーどんっ(衝撃)
という世界の広さに初めて出会ったんだろうな。

なにせ我が家は両親ともじるみみ。
その子の私はじるみみサラブレッドだ。
家族の中にじるみみじゃない人は一人もいなかったわけ。

今にして考えると
「耳垢の特徴を伝えたって迷子アナウンスにはカケラも役に立たないだろ」
とか
「きっとお母さんが『お父さんだけじるみみねー』とか、よくネタにしてたんだろうな」
とか、ツッコミどころ満載だが、当時の私としては
「じるみみじゃない耳垢がある!」
という衝撃がよほど印象的だったんだろうなあ。
こーして35年後にもしつこく覚えてるくらいだから。

さて、この「じるみみ」。
地域によって呼び方が違うらしい。

というのも、ネット検索するとたしかに「じるみみ」という単語も出てくるのだが、同時に
「カサカサしてない耳垢」

「ねこみみ」
とか
「あめみみ」
と呼ぶという説も出てくるので。

中にはネットの相談で
「彼氏の耳掃除をしたら、耳垢が膿みたいに黄色くてネバネバしてたんです!病気じゃないんですか!?」
みたいな投稿もあったり。

・・・病気じゃないよー。
体質だよーあせあせ(飛び散る汗)

ていうか日本人は所謂「カサみみ」が多いらしいが、欧米人には「じるみみ」が多いみたいだよー。

でね。
「じるみみ」はなんとなく語源がわかるんだ。
汁気のある耳垢ってことだろうと。

熊本では似てるけど「じゅるみみ」というらしい。
なんていうかより状況を擬音っぽく表現してるよね。

知人の個人研究によると、方言は同心円状に分布しているらしい。
沖縄方言だと思っていた「ふらー」が北海道でも使われていたりとか。
九州のじーちゃんばーちゃんがインタビューされてる口調を聞いて
「東北のじーちゃんばーちゃんみたいだなあ」
と思うこともよくあるし。

そう考えると、けっこう昔に「じるみみ」もしくは「じゅるみみ」という表現が発生して全国に広がり、その後、中心部では「ねこみみ」やら「あめみみ」が新しい表現として台頭してきたのかな?

さてそこで問題です。
「ねこみみ」の語源は、やはり猫?猫
となると猫の耳垢はじるみみなの?

我が家は犬とハムスターと金魚しか飼ったことないから猫はわからないのよねー。
ちなみに犬の耳垢についてもよくわからない。
ミニチュアダックスは垂れ耳で耳の奥がよく見えないため、いつもウエットティッシュで拭き取ってるからねえ。

猫飼いの皆様。
猫の耳垢情報を期待して待ってます!

そんで、もうひとつの「あめみみ」ですよ。
聞いた瞬間に
「耳垢があめてるってことか」
と思ったけど、よく考えたら「あめる」って岩手の方言じゃないか!

岩手以外の人のために補足ペン
「あめる」とは、「腐ってダメになる」という意味の方言です。
「夜にはおにぎりあめるんでないの?」
「煮物あめてらから(食べるの)やめとけ」
などのように使います。

「あめ」は普通に考えたら「雨」か「飴」か、どっちかだよね。
汁気があることから「雨耳」なのか。
それとも飴色をして水飴っぽい形状だから「飴耳」なのか。

今更そんな耳垢の特殊形状の俗称について語源を詳しく知っている人がいるとも思えないけども。
気になったのであえてネタにしてみた。

ねこみみは本当に「猫耳」なのか?
あめみみの「あめ」は「あめる」だったりしないか?
どこらへんで「ねこみみ」「あめみみ」「じるみみ」の境界線が発生しているのか!?
更に第四勢力が発生している可能性も!手(グー)

明日を生きるためにまったく役に立たない知識ですが、わかったら面白いよね。

方言の分布といえば、最近ネットで
「グーとパーで分かれましょ」 だけじゃなかった!? 色々ありすぎなグー・パーの掛け声
てのが話題になったりしてますが。
gupa.jpg

MAPでハブられている東北地方な私は
「グーどっパ!」
だった。
四国に似てるけども、間は「どっ」だ。
コレは訛っただけかもね?
posted by えはら at 23:46| Comment(2) | TrackBack(0) | 江原家のおバカな日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
猫の耳垢、綿棒で拭い取る湿ったタイプですよ(^^)
色はかなり黒ずんでます。

自分ちは父親だけ湿ったタイプだったんですが博多のほうで広く使われてたかどうかは不明ですけど「じくみみ」という呼び方でした。乾燥タイプと比較して、じくじくしてるからかなあ?
Posted by 無問題 at 2014年02月19日 01:58
■無問題姐さん
第四勢力きたー!
情報ありがとうございます♪
じくじくしてるからっぽいですね。
こうしてみるとやはり九州は「じく」とか「じゅる」系なのかなー?
Posted by えはら at 2014年02月19日 08:31
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