今日はお休みだったのであれこれ動いて
(休めよ
)本屋さんにも行ったりしたのですが。
そこで買ったタイバニ同人アンソロジーで『執事&メイドカフェ』ネタがあったので
「そーだ執事喫茶日記まだ書いてないじゃん!

」
ということで今日こそ書く。
そもそものきっかけはね、去年の6月と7月に、JRで
『東日本パス
』というチケットが発売されたのですよ。
これはJR東日本全線が1日乗り放題で大人10000円というステキにお得なきっぷで。
2枚買って片道ずつ使っても、普通に新幹線使うより安い!

で。
どーせお得なきっぷが出てるんだったら、ちょっと気分転換に東京行ってみよっかな、と。
そんな気持ちで突然決めた東京旅行。
だから今回はとくに目的のない旅だったわけなんだね!
だったら、前々から憧れていた
『執事喫茶』に行ってみちゃおっかなー

どーせならついでに、オープンしたばっかりの『声優カフェ』と、4月にオープンした『仮面ライダー ザ・ダイナー』にも行っちゃおうかなっ!?
こんな感じで『東京ヲタ喫茶めぐり旅』が決まりまして。
行ったのは7月13日(水)だったかな。
まず予約したのはもちろん
『執事喫茶スワロウテイル』!なんたって上京の予定が決まるたびに
予約合戦にチャレンジしては惨敗してきたんだもの!
執事喫茶スワロウテイルに詳しくない人のために補足
『スワロウテイル』では、入社したフットマンが約2ヶ月ほど訓練をうけないとお客様の前には立てません。
執事として接客する際の立ち居振る舞いやマナーはもちろんのこと、メニュー、食器、30種類の茶器、紅茶の茶葉などに精通するほどの知識をつけなければならないからです。
その徹底ぶりが『お嬢様方』にウケて、他の萌え系喫茶が廃れていく中、オープンから数年たった今でも人気を維持しつづけています。
『スワロウテイル』の予約はWEBで受け付けられてます。
まずは来店日と時間、人数を指定して申し込みボタンをクリック。
そーするといろいろ細かい指定の画面に移動します。
その中でビックリしたのが、
お店をでるときの呼びかけてもらい方が選択できるところ。
お客様は入店から90分間まではお店にいることができるのですが、その少し前に執事さんが
「そろそろお時間でございます」
みたいに呼びかけてくれるのね。
それが4種類あった。
1)おまかせ
2)「お嬢様、お出かけのお時間でございます」
3)「お嬢様、御出発のお時間でございます」
4)「お嬢様、乗馬のお時間でございます」で全部だったかな?
もちろん4番目を選ぶさ!

選ばないワケがないだろうこの私が!
というか、実際には、予約したのって深夜だったので。
一緒に『執事喫茶』に行ってくれるあべもりおか先生とスカイプでチャットしつつ
私「ぶはっ執事喫茶の予約フォームで噴き出した。お見送りのセリフが選べるんだけど乗馬ってなんだよ!!!!」
あ「乗馬はウケルww乗馬のおけいことかのことかねw」
私「なんていってもらおう・・・おでかけかなあ。あえてネタ狙いで乗馬か???」
あ「乗馬は…噴き出すのをこらえる自信がないww」
私「じゃあ乗馬で!」
という、かなりフザケた理由で決めましたお見送りセリフ。
そして当日。
少し早く池袋駅で待ち合わせをし、乙女ロードをブラついて時間を調整した上で『スワロウテイル』に向かったんだけども。
この日は暑くてねえ・・・

東京は最高気温31℃でした。
でも盛岡は33℃をたたき出していた日でもあったので、
暑さと徒歩と日中活動というアウェーな環境で早くもバテはじめているあべ先生に向かって
「盛岡の方が暑いから東京くらいでバテないよーに」
という無茶をいいつつ『スワロウテイル』到着。
地下にある『スワロウテイル』への階段を降りていくと少しヒヤリとした空気に癒される。
降りきったフロアには執事さんが、それはもう素晴らしい立ち姿でお待ちくださっていた。
黒髪ストレートで前髪が目にかかって細面メガネなんて、まるで私のために用意してくださったよーな完璧な執事さんじゃないか!
執「おかえりなさいませお嬢様。11時からご予約いただいております、えはら様でよろしいですか?それでは、室内の執事がご案内させていただくまでの間、そちらのソファにおかけになってお待ちくださいませ」
ところで。
2名で予約はとったものの、あべ先生の分の性別とかは登録していない。
執「本日は2名様でご帰宅とのことでいらっしゃいますが、そちらの男性に呼びかけさせていただく際、『おぼっちゃま』『旦那さま』どちらをご希望なさいますか?」
私「どーする?」
あ「『おぼっちゃま』はさすがになあ・・・。・・・じゃあ、『旦那さま』で」
執「かしこまりました」
そしてインカムで中の執事さんに連絡。
執「11時ご帰宅のえはらさまがご到着でございます。お連れの方は『旦那さま』でご案内をお願いいたします」
それから1分ほど、静かな空間でぽつぽつおしゃべりしながら案内を待ったかな。
外の喧噪を洗い流して『帰宅』の気分になるのに、ちょうどいい間だったという印象が。
執「お待たせいたしました。右のドアが開きますので、執事の案内にお任せくださいませ」
ほどなく扉が開いて、中年の執事さんと若い執事さん、2人セットで出迎えてくれた。
セ「おかえりなさいませお嬢様。わたくしはセカンドスチュワートの各務でございます。そして本日、お嬢様のお世話をさせていただくフットマンの神谷(だったかな?)でございます」
フ「おかえりなさいませお嬢様。わたくし神谷が本日お嬢様のお世話をさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。お嬢様、旦那さま、よろしければお席へとご案内させていただきます」
ゆったりと落ち着き、ハリもある言葉遣い。
うーん、いいなあ!

ちなみに、話し言葉のピッチはNHKのアナウンサーが話すくらいのスピードが一番聞き取りやすいといわれていますが、まさにそんな感じ。
なーんてことに感心しつつ案内されていると
フ「お足元に段差がございます。お気をつけくださいませ」
という細やかな心配りにも改めて感心したり。
そしてフロアが見えたとたん。
あべ先生に申し訳なくなった。
50人くらいは入っているであろう
満席の室内、全部お嬢様だらけ!『旦那さま』や『おぼっちゃま』が一人もいないよ!

席についてしばらくたってから
私「男の人が一人もいないな・・・ごめんねあべ先生」
あ「いや、今度、執事喫茶とメイドカフェを舞台にしたマンガ描く予定だから貴重な取材でもあるし」
ちょうどいいタイミングで執事喫茶ネタ描いてくれてありがとう!
席につくにも執事さんが椅子を引いてくれて、席まで運んでくれた上に席の横にあるカゴに置いてくれたり、基本的にただ歩いて座るだけで席につけるようしっかりとお世話してくれます。
さらにお料理についても細かく説明してくれるんだけど。
私「異世界すぎてどの料理を選んでいいんだかさっぱりわからない・・・」
コース料理とかもそこそこ経験してるんだけど、それとまた違ったシステムでだな。
理解にけっこう時間がかかる。
でもお料理選びにそんなに時間かけても意味ないので、とりあえずって感じで私は
『King Lear』、あべ先生が
『Anna Maria』を注文。
男性はイングリッシュアフタヌーンティーの、あの独特な3段タワーを見たこともないだろーと思ってさ。
マンガの取材として勧めてみましたよ。
案の定、存在すら知らなかったみたいですよ。
注文が終わってから、よーやく落ち着いて室内を見回してみたけども。
うまく作ってるなー。
何に感心するって、
室内装飾にピンクが使われてない点。
どーしても女性のための空間を作ろうとすると、安易にピンクを使ってしまう人が多いんだよね。
でもピンクって室内装飾に使うと安っぽくなるんだよ。
それを回避して、落ち着いてかつ高級さを保てる女性好みの空間をしっかり作ってました。
居心地はけっこうよかったなあ。
あべ先生はどーだかわかんないけど。
お料理ごとの丁寧な説明にカンタンな質問を返したり、紅茶を飲み干したら

いちいち執事さんを呼んで注ぎ足してもらったりなど、お店のルール通りに振る舞うのも貴重な経験だしね。
担当フットマンさんとも、お仕事の忙しさをみながらちょこちょこ会話してみた。
コートの襟元にピンバッヂがついてるんだけど、それはなんと
執事の階級を表しているそうです。
そうしてみると、全体統括っぽい執事さんはピンバッヂの飾りが違う・・・。
あと、タイの形も階級を表しているそーな。
そんな感じでまったり過ごしているうちに、『ご帰宅時間』はさらりと過ぎていって。
90分なんて時間つぶせんのか!?っていう心配は無用でした。
席で会計をすませた後に、各務さんとフットマンさんが呼びにいらっしゃいましたよ。
フ「お嬢様、乗馬のお時間でございます」
来た!
あべ先生は緊張してたのと、館内の冷房が強くて若干体調を崩していたせいで噴き出さずに済んだ模様。
バッグをとってもらって、また執事さんの案内でドアへと向かいます。
さーて、このドアが開いたら『ご帰宅』も終わりだなあと思っているとセカンドスチュアートの各務さんが
セ「お嬢様、外は大変気温が暑うございます。この気候での遠乗りはお体に障りますので、体調など崩されませんよう、くれぐれもお気をつけくださいませ」
そりゃそーだ!
こんな暑い中で乗馬って、普通やらないよね!
セ「本日は当家の馬の中でもとびきりの駿馬をご用意させていただきました。しっかりと手綱を握って、振り落とされないようになさってくださいませ」
あっはっは!
各務さんおもしろい!!

まあ実際には馬は待ってないわけなんだけど、それでもお見送りセリフを『乗馬』にした甲斐があるってモンだよ!
セ「ではお嬢様、いってらっしゃいませ」
ドアが開いたら最初に降りたフロアに出た。
案内をしてくれた執事さんが、やはり一部のスキもない完璧な立ち姿で次なる『お嬢様』をお待ちでした。
執「いってらっしゃいませ、お嬢様」
階段をのぼりきったところで、
夢のお嬢様タイムも終了。
最初の感想は
「外はあったかいなー

」
だったよ!
実は執事さんの衣装はコスプレっぽい生地でできてるそうで、着てると相当暑いらしいんだよね。
だから館内は冷房ガンガンだったみたい。
外に出たら暑いより暖かかった。
お料理やお菓子については正直あんまり覚えてないんだけど、空間や接待はすごく居心地がよかったなーという感想の『執事喫茶』。
お値段は若干強気の設定だけど、
またぜひ行ってみたい!
そのうちまた『ヲタ喫茶めぐり』というか、いっそ『執事喫茶訪問』をメインに東京行っちゃおうかな